2008-03-06

ようこそ「八幡循環プロジェクト」へ。

こんにちは。桃の節句も過ぎ、いよいよ春の訪れがと思いきや、今回の寒の戻り。みなさん風邪などひいていませんか?これからまたあたたかくなるそうなので、楽しみですね。

昨日、友人から八幡循環プロジェクトについていろいろ話を聞きたいと、お尋ねメールが来ました。
八幡に住んでないし、ゆかりもないけど、なんだか面白そうって。
それに対して、そもそも自分がいわゆる‘まちづくり’と言われるものに関わるようになったきっかけなどを説明していて、自分自身、どういう思いでこのプロジェクトを始めたのかがよくわかりました。

学生をしていた頃の「まち」と「自分」の関係と、今の「まち」と「自分」の関係性がかなり変わってきたということ。住み続けたり、そこで働いたり、いろんなコミュニティに入ると、その関係性がどんど深いものになっていきます。そこで好きになるか、嫌いになるかは自分の過ごし方次第かもしれません。

どう過ごすとこのまちの魅力を知ることができるか、というところにヒントが隠されています。
ぽっかりと予定もなく空いてしまった一日をどう過ごすか。
子どもの頃ならよろこんで丸一日遊び倒しますが、大人になるとどうやって遊べば楽しいのかを忘れてしまっている気がします。そのカンを取り戻すにはまずいろんなことを敏感に感じ取る五感をきたえましょう。見る、聴く、味わう、匂う、触れる。

普段通る道を少し変えてみるだけでも、景色も、そこに咲いている花の香りも違うかもしれません。
普段気になっていたお店にはいるだけで、お店の方との会話や新しいおいしさが発見できるかもしれません。
普段はまったくしない陶芸を一日体験するだけで、土に触れる楽しさを再確認できるかもしれません。

ひとりの普段が、違う人にとっては非日常だったりするかもしれません。
それを共有することで、まちのおもしろさを発見したり、逆に、まちを楽しんでいる自分を見つけたり。
そういうことができる、サイトになればいいなぁと思います。

それから、プロジェクト、としているのはこのサイトをきっかけとして、人と人がつながり、あたらしいことやあたらしいものがうまれたり、今まで隠れていたいいものやいいひとが発信できたり。
ひとりではなく、必要としている人、面白いと思っている人と作っていく。
このプロセスも、このサイトを通して観ることができたり、参加することができたりする。
動きながら形をなしていくものという意味が込められています。

あなたの小さな幸せが、循環していきますように。

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