2009-01-29

信頼の束

こんにちは。
今日は北九州は雨模様。
傘を持つ手が雨に濡れると体が冷えて、とても寒いです。
みなさん、あたたかくして、風邪などひかないように。
巷ではインフルエンザが猛威をふるっていますから、要注意ですよ。ほんと。

さて、少し前回から間があいてしまいました。なにやらとてもあわただしい毎日でありました。その様子をレポートしてもよかったんですが、お見せできるような精神状態ではなく、これはイカンということで自粛していました。

ちょっと一息ついた昨日、先日お話しした地域支援報告会というのが九州工業大学でありまして、行って参りました。これは、我が八幡循環チームにインターンとしてきてくれている山尾くん池田くんの発表会でもありましたので、私も(もちろんメンバーも)かなりの緊張で。トップバッターのプレゼン中、どきどき母親のような気持ちでした。

彼らは、それぞれ進級や卒業がかかっているような大事な時期に、このプロジェクトをやり遂げました。その大変さ。それはもう・・・、途中の彼らのブログを見てもらっても分かるように、テンパリながらも空き時間を駆使し、チームワークをとりながら、何とか期日までに記事をアップさせるという、メディアを作るものに大事なことを最優先に取り組みました。テキストがハチャメチャだったり、アップさせる時にデザインが崩れたり、いろんなトラブルにも負けず、よくがんばりました。「忙しい」という彼らに対し、「みんなも忙しいよ」と言って、「忙しい」は言い訳にならないことをつっこみながら、応援しながら、進めてきました。

実は私も、彼らががんばっているからがんばろうと逆に励まされながらこの慌ただしさを乗り切りました。とうとう10コ全てアップされた時の達成感もひとしお!そして、プレゼンや発表のために作るAゼロパネルの作成には、チームのアドバイスやコラボレーションも加わり、当日は想像以上に立派にできていました。

あとで彼らに聞いた話によると、昨日の発表会の話を取材を受けてくれたお店の方々にご報告に伺ったら、とても喜んでくれたとのこと。こういう交流も、これから先ずっと、受け継がれていくといいなぁと思いました。

ちょっと感想を言いますと、私はこの「インターンシップ」という九工大のRESECの事業を通し、受け入れる側というだけではない、いろんなモノを得ることができたと感じています。むしろ、逆に受け入れる側の体勢など、この八幡循環プロジェクトが試されているような感じも受けました。彼らのように、学生時代にこんな制度があり、こういう(=私たちのような)インターンを受けていたら、やらないまま卒業する学生よりもっと、いろんなことができるようになるだろうなぁと。うらやましくもありました。彼らの将来に期待し、いろんな意味で、教育をすること(大学、企業、地域、etc...)についても考えさせられました。

RESECセンター長の仲間さんの言葉に、「信頼関係の束」(ソーシャルキャピタル)という話が出てきましたが、うまいことをおっしゃると思いました。私はこのインターンシップというやりとりの中で、地域と学校、地域と学生、学生と企業、学生と学校間の信頼とか、パートナーシップとかそういうのが少しずつ繋がっているように感じていたからです。それらの信頼関係が築かれて束になることで、この地域が独自の盛りがりを作っていけたらいいなぁと思います。そのために、この八幡循環プロジェクトが役に立ち、いろんな循環を作りだしていくハブになったら、うれしいですね。

最後に、関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。
そして、すばらしい出会いをありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

追伸:この八幡循環のインターン生独自のページ、今後も更新されていくらしいです。目標30とか言ってました。ほんとうかしら。というわけで、みなさん期待していてください。
八幡と同じく情報の少ない戸畑の九工大周辺地区に、いろんなおもしろ情報が充実してきますねー。楽しみ!








RESECとは?
Resec(リセック)とは、Regional Environment Support-education Center:地域環境支援教育センターの略称で、このセンターは「地域環境再生のための地域支援型実習の展開」を実施するために九州工業大学内に設置されました。

HPはこちら。
地域環境支援教育センター
オススメはスタッフブログ。
公私近藤

現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)とは?
文部科学省では、各種審議会からの提言等、社会的要請の強い政策課題に対応したテーマ設定を行い、各大学等から申請された取組の中から、特に優れた教育プロジェクト(取組)を選定し、財政支援を行うことで、高等教育の更なる活性化が促進されることを目的として「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」を実施しており、選定された取組に対しては、大学改革推進等補助金による財政支援を行うこととしています。

HPはこちら。
文部科学省

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ひとまず無事にひと段落しました。(?)
プレゼン中、パートナーの山尾を始め関係者のみなさんがどきどきした目で見ていた

・・・ような気がして3倍緊張してしまいました。笑

でも、なんとか伝えようと頑張ったつもりです!
これから1ヶ月はとりあえず卒業に向けて論文まっしぐらですが、
チャンスを見つけてお店探しをしていきたいと思います。

半年間ありがとうございました!
そしてこれからもまだまだしぶとく、
よろしくお願いします!

一生ついていきます女史!笑

KOZUE TAKAHASHI さんのコメント...

え、お嫁に来ますか?(笑)

二人ともよく頑張りました。
私が学生の時に比べたら、とんでもなく先に進んでいて、本当にうらやましいというか、むしろすごいなぁという尊敬の目で見てしまいます。

是非ともこれからも私たちのいろんなプロジェクトに関わって欲しいと思います。

よろしくね!